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肉メインのキャットフードのメリット・デメリット

肉メインのキャットフードは猫の体に負担がかかりにくいと注目を集めていますが、具体的にどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
肉メインのキャットフードについて詳しく確認していきましょう。

肉メインのキャットフードのメリット
猫は肉食動物です。そのため、肉メインのキャットフードは猫の体に負担をかけにくく、必要な栄養も摂取しやすいです。
肉メインのキャットフードの具体的なメリットは次の通りです。

■動物性タンパク質を摂取できる
肉メインのキャットフードには動物性タンパク質が豊富に含まれています。
タンパク質は猫の内臓や筋肉、ホルモンなどを作る大切な栄養素。キャットフードに使われるタンパク質は動物性と植物性に分けられますが、動物性タンパク質は消化のときに胃腸に負担をかけにくいです。
また、サーモンなどの魚と比べて肉にはタンパク質が豊富に含まれているので、肉メインのキャットフードを食べると効率的にタンパク質を摂取できます。

■消化不良やアレルギーを起こしにくい
安価なキャットフードはメインの原材料がトウモロコシや小麦などの穀物であることが多いです。本来は肉食だった猫は穀物に豊富に含まれる炭水化物の消化が苦手であるため、消化不良を起こして下痢や嘔吐をしやすいです。他方、肉メインのキャットフードは消化不要を起こしにくいです。
また、猫は小麦やトウモロコシなどの穀物でアレルギーを起こしやすいです。穀物メインのキャットフードでアレルギー症状が出た場合は肉メインのものに替えると症状が緩和される可能性があります。

■肥満になりにくい
穀物に含まれている炭水化物は猫のエネルギー源の一つですが、摂りすぎると肥満につながります。肉メインのキャットフードは炭水化物の含有量が低いです。


肉メインのキャットフードのデメリット
本来の猫の食事に近い肉メインのキャットフードですが、デメリットもあります。具体的なデメリットは以下のようなものです。

■必須アミノ酸が不足する可能性がある
肉メインのキャットフードを与える場合、栄養バランスに気をつけなければ、必須アミノ酸が不足する恐れがあります。
必須アミノ酸とは体の中で作ることができないアミノ酸。中でも、内臓の機能を正常に保ったり、胆汁を作ったりするタウリンは猫の健康維持に不可欠な必須アミノ酸の一種です。タウリンは主に魚介類に多く含まれているため、肉メインのキャットフードを与えるときは欠乏症に注意しなければなりません。

■価格が高い
肉メインのキャットフードは穀物がメインのキャットフードと比較して価格が高い傾向にあります。経済的負担が大きくなるので、切り替えのときは注意が必要です。

肉メインのキャットフードにはメリットもデメリットもあります。猫の健康を考えている人はどんなキャットフードが適しているのかよく考えて選びましょう。