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猫がキャットフードを吐いたときには?

猫は頻繁に吐く動物です。その一方で、病気でないのにもかかわらず、キャットフードを吐くと心配になる飼い主さんもいるでしょう。

ここでは、猫がキャットフードを吐く原因と対処法をご紹介します。

猫がキャットフードを吐く原因
猫がキャットフードを吐く原因は主に以下の4つです。

■原材料や添加物が猫に合っていない
キャットフードには多くの原材料や添加物が使われていますが、これらが猫の体に合っていない場合、吐いてしまう可能性があります。

キャットフードの原材料や添加物の中で特に注意したいのが以下の3つです。
・穀物類(小麦、トウモロコシなど)
元来肉食の猫にとって消化が難しい
・肉副産物、ミートミールなど
動物の内臓や毛、爪などが使われている可能性がある
・酸化防止剤(エトキシキン、BHA、BHTなど)
猫の体に悪影響を与える危険性がある

猫によって体に合わない原材料や添加物は異なります。キャットフードの原材料が原因で嘔吐するときは何に反応しているか確認することが大切です。

■早食いで胃に負担がかかる
食いしん坊な猫やエサを横取りされたくないと思っている猫はキャットフードを早食いすることがあります。急いで食べると胃に負担がかかって嘔吐につながります。

■キャットフードを丸のみしている
猫は獲物をよく噛まずに丸ごと食べていた動物です。噛む回数が少ない猫はキャットフードが喉に引っかかって嘔吐することがあります。

■毛玉を吐きだしている
猫は頻繁に毛づくろいをします。毛づくろいのときに体の中に入った毛が毛玉となると、それを外に出すために吐きだします。毛玉を吐きだす時、一緒にキャットフードを吐いてしまうことがあるのです。


猫がキャットフードを吐いたときの対処法
何らかの原因で猫がキャットフードを吐いた場合に試したい対処法は次の通りです。

■キャットフードを替える
原材料や添加物が原因で吐く場合はキャットフードを違うものに替えましょう。キャットフードを替える場合、猫の胃や腸が驚いて嘔吐したり、下痢になったりすることもあるので、10日程度かけて徐々に切り替えることがポイントです。
キャットフードがのどに引っかかっている場合は粒が小さいドライフードやウェットフードに切り替えるのもおすすめです。

■食器や食事の量を工夫する
早食いが原因で吐くときは食べにくい形の食器を使ったり、食事の回数を増やして一度に与えるキャットフードの量を減らしたりすると効果を期待できます。

■毛のお手入れをする
毛玉を吐きだす猫の場合は毛のお手入れを見直します。飲み込む毛の量が減少すれば、便と一緒に排出されるので、吐きだす頻度が減少します。

猫はさまざまな原因でキャットフードを吐きだします。健康な場合は適切な対処で嘔吐を予防できますが、元気がなかったり、血が混ざったものを吐いたりしたときは早めに獣医さんの診察を受けましょう。