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胃腸の弱い子用キャットフード

胃腸が弱い猫には体に優しい成分が使われたキャットフードを与えなければなりません。胃腸が弱い猫用のキャットフードを選ぶときに確認したいポイントについて見ていきましょう。

胃腸に負担がかからない原材料
胃腸に負担がかかりにくいキャットフードとは良質なタンパク源を豊富に含んでおり、猫にとって消化が難しい穀物類や添加物の含有率が低いものです。

・良質なタンパク源
猫は元来肉食動物であり、主なエネルギー源はタンパク質です。よって、動物性タンパク質の摂取は猫にとって不可欠です。
キャットフードに使われる動物性タンパク質はチキン、ビーフ、サーモンなど。成分表には使用料が多い順で原材料が記載されているため、動物性タンパク質が初めに記載されたキャットフードを選びましょう。
なお、動物性であっても肉副産物、ミートミールなどと表示されている場合は動物の内臓や血液を加工して使用していることがあるため、胃腸の弱い猫に与えるのは危険です。

・穀物の含有量
猫にとって炭水化物は重要な栄養素ではありません。また、消化吸収のスピードをコントロールするのが難しいため、胃腸が弱い猫に与えると下痢を起こすこともあります。
トウモロコシや小麦、米などの含有率が高いキャットフードは避け、エネルギーはタンパク質から摂取させましょう。

・胃腸に負担を与える添加物
酸化防止剤として使用されるエトキシキンや着色料や保存料として使用される亜硝酸ナトリウムなどの添加物は猫の体に悪影響を与えます。胃腸に負担をかけて下痢を起こすだけでなく、発がん性が認められているものもあるため、キャットフードを選ぶ際には十分注意しましょう。
着色料や香料が含まれておらず、酸化防止剤としてビタミンCやローズマリー抽出物など自然由来の成分が使われているキャットフードを選ぶと安心です。


胃腸が弱い子用キャットフードの特徴
胃腸が弱い猫には専用に作られたキャットフードを与えるのもおすすめです。胃腸が弱い子用に作られたキャットフードはエネルギー密度や吸収率、食物繊維の含有量が高いなどの特徴があります。

・エネルギー密度
キャットフードのカロリーは商品によって異なります。胃腸が弱い子用のキャットフードには高カロリーのものがあり、これを与えれば少量の食事で必要なエネルギーを摂取できます。食事量が減ると消化にかかる負担も減少されて下痢や嘔吐を予防できます。

・吸収率
良質な動物性タンパク質を使ったキャットフードは吸収率が高いです。このため、便の量が減少し、消化不良の心配も減ります。

・食物繊維
食物繊維には腸内環境を整える効果があります。よって、食物繊維が含まれたキャットフードを与えると下痢や便秘の改善に効果を期待できます。

胃腸が弱い猫のキャットフード選びは大切です。胃腸にかかる負担が少ないものを選んで猫の健康を守りましょう。