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ドライキャットフードのメリット・デメリット

長期保存ができて使いやすいドライキャットフードは水分の含有量が7~10%程度と低いことが特徴です。
ドライキャットフードのメリットやデメリットについて詳しく確認していきましょう。

ドライキャットフードのメリット
ドライキャットフードの主なメリットは次の通りです。
・品質が低下しにくい
・エネルギー密度が高い
・歯石が付きにくい

ドライキャットフードは開封後に品質が低下しにくいことが最大のメリットです。水分があまり含まれていないため、密閉すると1か月程度保管できます。
また、ウェットキャットフードと比較してエネルギー密度が高いことも特徴です。一例を挙げると、100kcalを摂取するために必要な量はドライキャットフードで30g、ウェットキャットフードの場合は125g。食べる量が少量でよいため、小食の猫のカロリー摂取に役立ちます。

さらに、カリカリとした食感のドライキャットフードを与えると歯石が付きにくいこともメリットです。歯石を予防すると虫歯や歯周病を防げます。


ドライキャットフードのデメリット
ドライキャットフードはメリットばかりではありません。与える際はデメリットを知って対策を取りましょう。

ドライキャットフードの主なデメリットは以下の通りです。
・水分不足の心配がある
・嗜好性が低い
・開封前の賞味期限が短い

水分をあまり飲まない猫の場合、ドライキャットフードを与えると水分不足になる恐れがあります。猫が必要とする水分の量は一日につき体重(kg)×70mlで求められるため、適度に水分を摂取できているか確認してください。
水分の摂取量が低いときはウェットキャットフードに切り替えるかドライキャットフードをぬるま湯でふやかして対応することをおすすめします。

嗜好性が低いこともデメリットです。ドライキャットフードはウェットキャットフードと比べて香りが弱いため、猫の食いつきが悪いことがあります。ドライキャットフードを食べてくれないときはウェットキャットフードをトッピングすると解決できるでしょう。

さらに、開封前の賞味期限が短い点にも注意が必要です。密閉されたウェットキャットフードは未開封で3年程度保管できますが、ドライキャットフードの賞味期限は1年半程度です。たくさん買い置きをして古くなってしまわないように注意し、与える前に賞味期限を確認すると安心です。


ドライキャットフードは長期保存ができるため、飼い主さんにとって使いやすいです。水分不足になったり、食欲が落ちたりすることのないように注意しながら与えましょう。